Lurkerの動作確認
Love2DではLurkerを利用することでホットスワップを行えるようになります。ホットスワップとはプログラムを動作させた状態でソースコードの変更を反映させる機能のことです。Lurkerを使用すればソースコードを修正してもプログラムを再起動せずに変更を反映させることができます。
Lurkerを使用するための準備
Lurkerを使用するためにはlumeが必要になります。lurker.luaとlume.luaは同じ階層に配置してください。
Lurkerの動作確認
まずは普通にプログラムを実行します。
lume = require "lume"
lurker = require "lurker"
function love.load()
c = {x = 100, y = 100, radius = 30}
end
function love.draw()
love.graphics.setColor(255, 0, 0)
love.graphics.circle("fill", c.x, c.y, c.radius)
end
function love.update(dt)
lurker.update()
end
実行すると赤い丸が(x:100, y:100)の位置に表示されます。love.update内でlurker.updateを呼び出すことでホットスワップが有効になります。
ホットスワップの動作を確かめてみましょう。プログラムを実行したままで(ウインドウを閉じずに)下記の修正を行ってファイルを保存してください。
-- (省略)
function love.update(dt)
lurker.update()
c.x = c.x + dt * 20
end
ファイルを保存すると赤い丸が右側に移動するようになります。プログラムを再起動させなくても修正が反映されたことがわかります。