開発環境の構築
※ Mac OSを前提としています。
Love2D
Love2Dのダウンロード
Love2Dは公式サイトのトップページからダウンロードできます。
Love2Dをアプリケーションフォルダに移動
ダウンロードしたlove.appをアプリケーションフォルダに移動させます。
Love2Dのパスの設定
Love2Dはターミナルのコマンドから呼び出すことになります。しかし、今の状態では実行バイナリであるloveを呼び出すのにフルパスで指定しないといけません。
/Applications/love.app/Contents/MacOS/love (作成したゲームのフォルダのパス)
loveを簡単に呼び出せるようにするために、.bash_profileを編集します(.bash_profileについての説明は省略)。まずは、.bash_profileを開きます。
open -a TextEdit ~/.bash_profile
このコマンドを実行すると、MacのTextEditで.bash_profileを開きます。次に、下記の1行を.bash_profileに追加して保存します。
alias love="/Applications/love.app/Contents/MacOS/love"
これでloveの呼び出しは以下のように簡単になります。
love (作成したゲームのフォルダのパス)
ここまでの設定が上手くいっているか確認しましょう。loveだけ入力して実行してください。正しく設定されていれば、下記のようなポップな画面が表示されます(Love2Dのバージョンによって表示される画面は異なる可能性があります)
エディタ
Love2DはAndroid StudioのようなIDE(統合開発環境)は用意されていません。そのため、既存のエディタでプログラミングしていくことになります。Love2Dでの開発でオススメのエディタをいくつか紹介しますが、他のエディタでも十分開発可能です。
Visual Studio Code
Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure
Visual Studio Codeはマイクロソフト製の軽量かつ高機能なエディタです。様々なプログラミング言語での開発で使用されている非常に人気の高いエディタです。Visual Studio MarketplaceからLove2D Supportをインストールすることで、Visual Studio Codeから直接Love2Dのプロジェクトを実行することができます。
Atom
AtomはGitHubが開発したオープンソースのエディタです。こちらも人気の高いエディタです。Love-AtomなどLove2D用のパッケージをインストールすることでLove2Dでの開発をスムーズに行えるようになります。